全4回に渡ってデザインの基本原則である近接、整列、反復、コントラストを学びました。今回はその復習です。
基本原則の復習その1
まずは近接のおさらいをします。今回の復習でも前に習って同じように素材を使って復習していきます。
それでは復習をするまえの素材を確認してみましょう。(以前の資料は大きさが適切ではなかったので今回から横にします。)
近接とは
- 近接の目的は様々な要素をページ上で組織化し可読性を高める
- どこから見ればいいか、どこを見ていいか分かりにくい場合は近接ができていない
- どかから見て終わりはどこか明確にする
- 組織化するといってもページ上にグループを作りすぎない。適切な個数は3〜5個(内容による)
これをまずは近接の原則に当てはめてみます。
人間の目は上から物を見ていく習性があるのでタイトルを太字にし、グループ化(近接)してみました。次は整列を加えてみましょう。
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整列とは
- ページの一体化と組織化
- 強い整列は洗練された表現、格調ある表現、楽しい表現、真剣な表現を生み出す主役になる事がある
- 要素を意識的に配置しましょう。空間的に離れていても揃える事ができる他の要素を見つけ出し整列させる
それでは近接を当てはめた上から整列を加えていきます。
タイトルをもっと大きく大胆に、全てを左揃えにして強い整列を意識してみました。次は反復を加えてみましょう。
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反復とは
- すでに存在する一貫性を高める
- それによってより一体化と面白さを洗練する
- 一貫性がなければ作り出す
- 反復は洋服のアクセントに似ている
それでは更に反復を加えていきます。
タイトルには目立つように中抜きを白で際立ててみました。見出しの字体と文字色を同じに。次は最後のコントラストを加えてみます。
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コントラスト
- コントラストはページに面白みを作り出す事、それにより情報の組織化を支援する
- 線の太さや色、形、サイズ、空間などでコントラストを付ける
- 大切なのは強調する事、あくまでもはっきり違いを強調する事
それでは最後のコントラストを加えてみます。
上のタイトルをアクセントカラーで囲ってみました。そして下も同様のアクセントカラーで色をつけて完成です。
最初の近接から比べるとましになったのではないでしょうか?基本原則はこれで終了です。
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